《5つの伝達操術》には、
『伝達力』
『成約力』
『表現力』
『教育力』
『適応力』
があります。
今回は、その中でも最も重要とされる『伝達力』についてお伝えしていきます。
『伝達力』とは
『伝達力』を簡潔に説明しますと・・・
『伝達力』:
思い/信念/魂を、まわりに『伝達』する能力。「原点」に立ち返り、「素直」になればなるほど、『伝達力』が上がる傾向にある。
というもの。
日常のコミュニケーションにおいても、『伝達力』は必要ですが、
ビジネスにおいても、とても重要な技術です。
「自分」の魅力を伝える際も、
「商品」の魅力を伝える際も、
『伝達力』が無いと、なかなか伝わりません。
マーク(図象)に込められた意味
『伝達力』を表しているマーク(図象)は、「原子」から来ています。
「原子」とは、私達の身の周り全てを構成している物質であり、最小の微粒子。「全ての無駄が削ぎ落されたもの」とも言えるでしょう。
テクニックはいらない?!
『伝達力』のみでもOK
『伝達力』を極めていれば、
細かいテクニックはあまり必要ありません。
「素直」な氣持ちを、「素直」に相手に伝えるだけです。つたない言葉でも伝わりますし、緊張していても伝わります。
『伝達力』
=シンプルなストレートパンチ
とイメージすると分かりやすいかもしれません。
筋力があれば、ワンパンで相手に響かせることができます。
実際に相手を攻撃するわけではないので、誤解なきように(笑)
伝えたい「メッセージ」を、相手の心に響かせるということです。
「じゃあ、他の4つの技術はいらないの?」
と思うかもしれませんが、確かに必須ではありません。
ただ、
『成約力』
『表現力』
『教育力』
『適応力』
を身に付けていると、幅が拡がることは確かです。前回お伝えした通り、細かい【枝葉】にあたる部分です。
【枝葉】がたくさんあれば、【果実】(=成果)もたくさん実りやすくなります。
『伝達力』=太い枝葉
『伝達力』がしっかりあってこそ、他の技術(枝葉)も活きてきます。『大智の法則』ですね。
『伝達力』の精度を高める秘訣
『伝達力』を高める秘訣はたくさんあるのですが、中でも強力なものをご紹介しましょう!
それはズバリ、
純粋に「本音」を伝えること
です。
「本当の音」と書いて「本音」。
本当に心の底から思っていることを響かせるのです。
ただし、《純粋に》というのがポイントです。
- 相手を傷つけようという「悪意」
- マウントを取りたいという「我欲」
- うさ晴らしをしたいだけの「暴言」
↑こういったものは、不純物であり、無神経と言えるでしょう。
ズバズバと思ったことを言えばいいわけではありません。
純粋に「本音」を伝えることと、
無神経に人を傷つけることは違いますので、
この辺りをはき違え無いようにしましょう。
もちろん、純粋に「本音」を伝えたとしても、
傷つく人や、不快に思う人は出てくるかもしれません。
でも、
「ああ、この人は純粋に思ったことを言っているだけだな」
「別に、悪意があるわけではないんだな」
ということが伝われば、そこまで被害は拡大しません。
価値観が違った/合わなかっただけの話ですから。
純粋に「本音」を伝えている事例としては、
以下の江頭さんの動画が参考になるかも知れません。
ボロクソ言っているのにも関わらず、
全く炎上していないどころか、高感度も上がっているという奇跡的な動画です。
※第一回目の「江頭、初めてのマクドナルド」はコチラ。
他の4つの技術の
マーク(図象)について
他の4つの技術のマーク(図象)には、中心に『伝達力』が入っています。
これは、『伝達力』ありきであることを表しています。
『伝達力』が無い状態で、
『成約力』
『表現力』
『教育力』
『適応力』
を身に付けても、意味がないのです。
詳しくは、このあとに続くそれぞれの章でお伝えしますので、楽しみにしていて下さい♪