今回は、《5つの伝達操術》の中の一つ、
『表現力』についてお伝えしていきます。
いわゆる、
【文章が上手い人】
【語彙力が高い人】
は、この『表現力』を磨いている人です。
また、
【発想力が高い人】
【企画力が高い人】
も、『表現力』が高いと言えます。
今回は『デジタル・マーケティング』の観点から、『表現力』の種類等について詳しく解説していきますね。
それでは参りましょう!
『表現力』とは
『表現力』を簡潔に説明しますと・・・
『表現力』:
『表現』の豊かさで、人を魅了する能力。人氣ブロガーの記事や、小説家/エッセイストの文章は、基本的に、『表現力』をフル活用したコンテンツと言える。
というもの。
前提となるのは、ここでお伝えした『伝達力』。
『伝達力』⇒『表現力』の順番で習得することで、よりパワフルになります。
『伝達力』が無くて、『表現力』だけがあると、
【結局何が言いたいのか分からない人】
になってしまいます。
マーク(図象)に込められた意味
繰り返しになりますが、『伝達力』のマーク(図象)が中心にあることは、コチラの記事でもお伝えしましたね。これは、『伝達力』ありきであることを表しています。
注目いただきたいのは、まわりの部分。
ここには色々な意味が込められています。
- 強調する部分(陽)と空白の部分(陰)の両方で表現する。
- 色合い(=個性)は統一されつつも、形/形式は様々である。
- 植物のように、豊かな環境に身を置くと、『表現力』も豊かに育つ。
『デジタル・マーケティング』
における『表現力』の種類
一言に『表現力』と言っても幅が広いですが、
ここでは『デジタル・マーケティング』における種類をピックアップします。
伝達手段(言葉)の『表現力』
冒頭でお伝えした、
【文章が上手い人】
【語彙力が高い人】
に当てはまるパターンですね。
要するに、使える「言葉」のバリエーションが多いということ。
「言葉」を知っているだけではなく、
- 「言葉」を使うタイミング
- 「言葉」同士の組み合わせ
- 「言葉」を発するリズム&強弱
で、どんどん『表現力』の幅が拡がっていきます。
商品企画での『表現力』
冒頭でお伝えした、
【発想力が高い人】
【企画力が高い人】
に当てはまるパターンですね。
- デザイン/レイアウト
- コンセプト
を作る際にも、『表現力』を発揮できます。
いわゆる「魅せ方」です。
特に商品/サービスをアピールする際に、
「魅せ方」が少し変わるだけでも、印象が大きく変わります。
『表現力』を高める秘訣
「どうやって『表現力』を高めるの?」
「『表現力』って感覚でしょ」
「そもそも『表現力』は、才能が無いと無理でしょ」
と感じる方もいらっしゃるかも知れません。
確かに、
- ノーベル文学賞を受賞する
- 歴史上に残る名画を創り出す
- 世界中が熱狂する音楽を奏でる
というのは、才能が必要だとは思います。
でも、一般的な生活を送る上で、
「凄い!文章上手いよね」
「この企画、面白いね!」
と、まわりから絶賛されるレベルなら行けます。
では、『表現力』を高める秘訣は何なのか。
それは、
【たくさんのパターンに触れる】
です。
とにかく作品/商品に触れるのが一番です。
- 「本」をたくさん読む
- 「音楽」をたくさん聴く
- 「絵」をたくさん見る
等々。
そうすることで、「感覚」として身に付いてきます。「感覚」がだんだん自分に移ってきて、自然に繰り出せるようになります。
「たくさん触れるだけ? はぁ?」
と思うかもしれませんが、これだけなんです。
このシンプルな事を実践するだけで、『表現力』は高められます。
『表現力』の概要については以上です。
引き続き、
『教育力』
『適応力』
の章もお楽しみに。ではまた♪